当JA管内の飯坂町湯野地区の桃林会は11日、無煙炭化器の実演会を実施しました。環境負担低減の政府方針「みどりの食料システム戦略」に沿って、脱炭素に向けたSDGsの取り組みを目指します。
無煙炭化器はステンレス製で、剪定枝を燃やすと炭ができます。通常の野焼きの4分の1の煙で、微生物が増殖し環境にも生物にも優しいものになっています。
実演会には生産者ら15人が参加し、実際に無煙炭化器を使い剪定枝を焼却しました。昨シーズンから無煙炭化器を導入した菊田透さんは「果樹の剪定枝を燃やせず生産者の負担が増えている。果樹産業を守り、次世代の子ども達に財産(果樹産地)を残すため、みんなでいろいろなことに挑戦していこう」と話しました。