当JA福島地区管内で、主力品目モモの摘蕾作業が始まりました。今年の発芽は昨年比で9日程度、平年比で1日遅れとなっています。
摘蕾は貯蔵養分の浪費を防ぎ、果実と新梢の初期生育を促進させることを目的に実施します。摘蕾や摘花を徹底することで硬核期前の過度な仕上げ摘果を回避し核障害の発生を軽減します。
10日、福島市のモモ畑で、営農指導員による摘蕾目揃会を実施しました。指導員ら15人が参加し、県北農林事務所農業振興普及部の星博綱さんが気象概況や発芽予測、摘蕾について資料を基に説明。その後、福島地区営農経済課の渡辺英敏係長が実演しながら摘蕾のポイントを説明しました。渡辺係長は指導員らに「平年並みの生育なのであわてず、ケガのないよう生産者に呼び掛けよう」と話しました。