JAふくしま未来は9日、霜による農産物の被害を未然に防ぐため、防霜対策本部を本店事務所内に設置しました。
今後の気温が例年より2度高く経過した場合は、桃の発芽予測が25日頃で例年より1日ほど遅い見込みです。
今後の気温推移によって生育状況が大きく変動するため、担当者は万全の体制で準備しています。
昨年の被害が甚大であったため、今年度は霜被害対策として防霜ファンを導入しました。管内72か所、約270基の防霜ファンを導入し、霜被害に備えます。
設置式では数又清市組合長が「昨年は農作物に甚大な被害があったので、今年こそは被害を最小限に出来るよう尽力していきたい」とあいさつ。営農部園芸課の担当職員が各地区の防霜対策を説明し、注意を促しました。
数又組合長や濱田賢次専務らが本店入り口に「防霜対策本部」の看板を掲げました。
10日に伊達地区本部、11日にそうま地区本部、16日に安達地区本部にて防霜対策本部設置式を行いました。