当JAは18日、福島市立矢野目小学校で米粉のクレープ作り教室を開きました。JA学校教育支援事業の活動で、子どもたちに地産地消の大切さを伝え、地域農業への関心を高めてもらいます。
米粉クレープ作りを体験したのは矢野目小学校の5年生66人。児童たちは総合的な学習の時間で、田植えや稲刈りの見学など1年間お米の勉強をしてきました。今回、地元でとれたお米でできた米粉を使うことで、お米の勉強のまとめをしました。
クレープ作りでは、JA女性部矢野目支部の部員6人が講師を務めました。まず、JA北福島営農センターの高橋茜さんが米粉クレープの作り方を説明。その後班に分かれ、女性部員が1班1人ずつ加わり児童にクレープ作りを教えました。
児童らは生地をまぜたり焼いたり協力して調理を行いました。トッピングには生クリームやチョコソース、バナナを使い、甘いクレープを完成させました。体験した児童は「もちもちしていておいしかった」と笑顔を見せました。
担当教諭は「お米の消費量が減っていることなどを勉強してきたので、そのお米を活用したレシピを学べて子どもたちにとって良い刺激になった」と話していました。