当JAは13日、管内の福島市立荒井小学校でこんにゃく作り体験教室を開きました。JA学校教育支援事業の一環で、次世代を担う子どもたちに地元農業や食文化に理解を深めてもらい、農と食のつながりを伝えます。
講師は、小学校と同じ地域の福島市荒井で20年以上こんにゃく作りをしている宍戸一也さん、恵子さん夫妻。地元産こんにゃく芋を使ってこんにゃくの作り方を教えました。JAさわやか部会荒井支部部員も参加しサポートしました。
同教室に参加したのは荒井小学校6年生28人。まず宍戸さん夫妻がこんにゃく芋の栽培方法、こんにゃくの作り方の講義を行い、その後実際にこんにゃく作りを体験しました。
こんにゃく芋を摺り、火にかけながら焦げないように混ぜ、石灰を混ぜて固めて茹でることでこんにゃくが出来上がります。児童たちは交代で作業を体験しながら、こんにゃくができるまでの工程を学習しました。
こんにゃく作りを体験した児童は「芋からこんにゃくが出来ることにびっくり」「どんどん形が変わっていくのがおもしろかった」と感想を話していました。