当JA女性部そうま地区相馬中村総合支部は10日、今年の豊作を願い稲穂付けを相馬市の相馬中村研修センターで行いました。
稲穂付けは紅白餅や恵比寿様、大黒様など縁起の良い煎餅餅などを木の枝に飾り付ける相馬地方に古くから伝わる伝統文化。同支部では五穀豊穣と組合員の健康を祈願し20年以上前から続けられている年始の恒例行事です。今年は昨年に引き続き新型コロナウイルス終息も併せて祈願され、部員ら約60人が飾り付けに取り組みました。
完成した稲穂付けは部員達が持ち帰り自宅に飾るほか、同地区本部や各支店、地域の老人ホームなどに贈呈されます。
同支部の千枝浩美部長は「コロナ禍ではあるが、部員の協力で工夫しながら活動ができる事を嬉しく思う。今後も皆さんに喜んでいただけるような活動を展開していきたい」と話しました。