当JA管内の福島県立福島明成高校生は27日、女性部からふくしまの郷土料理を学びました。地域を知り、地域をアピールし、地域の元気を支えます。
活動に参加したのは食品化学科の「地域を元気にする活動チーム」の11人。同高の1、2年生で組織し、今年の夏から活動を始めました。社会と関わり食農文化を学び、地域を盛り上げる糸口を探す活動を進めています。
チームの生徒と当JA女性部福島地区本部の部員は北信支店で交流会を開催。まず、生徒たちがこれまでの活動を報告しました。県北地方の道の駅の散策や花卉共選場を見学した他、捨てられる果実を活用したシロップの作製やふくしま生まれのリンゴ「王林」を使用した加工品などを考案してきました。
その後、女性部員が講師を務め料理教室を実施。生徒たちは「まめずりぼたもち」「いかニンジン」「柚子巻き大根」の3品の調理を教わりました。ポイントを学びながら、難しい作業はよく観察してチャレンジしていました。最後には全員で試食し、さらに交流を深めました。
今後生徒たちは、ふくしま生まれの王林を広める活動やふくしまの魅力が詰まった郷土料理弁当の試作、県外の高校生との交流などでふくしまをPRする活動を進めます。