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次期作に向けナシ剪定検討会

2021.12.15

 当JA福島地区なし専門部会は14日、剪定検討会を福島市のナシ園地で開催しました。次期作に向け樹勢の維持・健全化を図り、高品質なナシの生産を目指します。

 検討会には、同部会役員や当JA職員など15人が出席。引地一裕部会長は「霜の影響で花芽の付きや枝の伸びなど園地によって様々。ポイントを皆で検討していこう」とあいさつしました。

 福島県県北農林事務所の佐野真知子主査が、花芽の状況や整枝剪定の基本、病害虫防除対策を資料を使って説明。同所が調査した園地では花芽分化は代表品種「幸水」で平年比126%、「豊水」で平年比120%と高い状況です。

 その後、引地部会が剪定の実技を行いました。引地部会長は剪定のポイントや注意点を説明し、「切り残しがあると病気の感染や枯れにつながる可能性がある。正しく切ろう」と呼び掛けました。

 同地区では今後、12月中旬から下旬にかけて管内各地で剪定指導会を開催。代表品種「幸水」「豊水」「あきづき」に加え、ナシの早期成園化を目的とした「ジョイント仕立て」の剪定法も指導します。

 

 

 

 

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