福島市上山口の環境保全団体「清流くるみ会」は5日、胡桃川の清掃活動を行いました。同活動は毎年恒例で、今年で27年目。福島市の東部から阿武隈川へと流れ出る準用河川の胡桃川を蘇らせるための清掃活動や植樹運動、川沿いの東屋建設による地域のコミュニティの場づくりなど精力的に活動に取り組んでいます。活動が認められ平成26年には環境省の地域環境保全功労者表彰を受賞しています。
昨年は福島市の補助事業を活用しアジサイ植樹を行いました。今年も引き続き植樹運動を行う予定で、今年は「花も実もある」ジュンベリー等のグミ類の植樹を行います。
27回目となる今回の活動には、会員ら30人が参加。会員らは手分けして川の中や周辺のゴミ拾いを行いました。同会の鈴木武雄代表は「昔のように胡桃川に小魚が群れ、ホタルが舞う里山を取り戻したい」と話しました。