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ナシ黒星病防除徹底

2021.11.08

 当JA福島地区なし専門部会は8日、ナシ畑の落葉処理実演会を管内の園地で開きました。当JAでは近年蔓延する黒星病撲滅対策として、落葉処理の重要性を鑑みています。

 今年度は発生が比較的少ないものの、9月から10月にかけての気温が秋季の感染適温といわれる15~21度であったことから黒星病の感染拡大が懸念されます。秋季防除や落葉処理の実施により、翌年への越冬病原菌の密度低下が重要です。

 実演会では、福島県県北農林事務所の佐野真知子主査が防除のポイントや気象経過、処理方法について資料を使い説明。園主である同部会の中村孝雄副部会長が落葉処理を行いました。

 中村副部会長は乗用モアを使用し、粉砕処理を実演。乗用草刈機で落葉の上を縦方向と横方向に走行し、落葉を数ミリに粉砕しました。中村副部会長は「同一園地で複数回行うとより効果が高くなる」と説明し、「原形をとどめた落葉を残さないよう、状態を確認しながら丁寧な処理を実施しよう」と呼び掛けました。

 

 

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