当ＪＡは、親子農業イベント「みらいろアグリ塾」を１０月３０日、福島市の（株）新ふくしまファームで開催しました。

　このイベントは、親子で農産物を学んだりすることで、食や農への関心を高めることを目的として２０１６年から始まり、これまで野菜作り、米作り、調理、共選場見学などを行いました。２０１９年からは福島大学食農学類と協力し大学の研究を生かしたミニ実験などを行い、今年度も同大学の教授や学生の協力えて実施。

　親子７組２０人が参加して、サツマイモの収穫体験とサツマイモの皮を使ったミニ実験が行われました。

　吾妻営農センターの石橋利広次長が、サツマイモの収穫方法を説明。参加した子どもの顔ぐらいもある大きな芋を掘りあげ驚きをみせました。

　収穫体験の後は、福島大学の平 修教授と学生による「サツマイモの皮で色の変化を知ろう」の実験。サツマイモの皮には、アントシアニンと呼ばれる色素が含まれており、水道水、酢、キンカンにそれぞれ数滴色素を入れると、色が変化することを学びました。

　参加者は「大きなサツマイモが収穫できて、とても楽しかった」と感想を述べました。