当JAそうま地区と南相馬市は22日、南相馬市産食用米PR事業の「新米出発式」と「新米発表会」を南相馬市のかしま交流センターで開きました。
市やJAの関係者、販売店の担当者など約20人が参加。JAの濱田賢次専務が「行政とJAが協力しPRすることで生産者の生産意欲向上につながる。農家が安心して米作りができるよう支援を強化していく」とあいさつしました。
新米出発式では南相馬市の門馬和夫市長や濱田専務らがテープカットし、新米が積み込まれたトラックを送り出しました。
同事業では昨年度、南相馬市産米PR用にオリジナルのパッケージを制作。パッケージは相馬地方に馴染みの深い「馬」をモチーフに、疾走感のあるデザインとカラフルな色合いにより南相馬市が明るい未来に向かって駆け抜ける様子を表しています。
新米発表会では昨年度のパッケージを活かし、「コシヒカリ」は自然をイメージしたグリーンに、「天のつぶ」は大地をイメージしたオレンジにリニューアルした新しいパッケージが紹介されました。
令和3年度産南相馬産食用米は、市内の学校給食やふるさと納税の返礼品やとして採用される他、市内の量販店や専門店で23日から発売されます。