当ＪＡは２２日、営農経済担当者のスキルアップフォロー研修会を開きました。営農センターを拠点とした出向く営農指導体制の構築を基軸に、組合員の営農技術向上、農業経営発展、農業生産の拡大を図ります。

　当ＪＡは今年度、経済事業の体制強化に力を入れていて、３月、管理職や担当者に向けた研修会を実施。６月、その後の進捗管理として担当者へアンケート調査を行いました。調査を基に９月、２回目の研修会を開き「経済事業実績アップ」に向けた悩みや課題点、解決策を地区ごとに協議してきました。

　２２日、北信支店で開いた研修会では、株式会社コンパスの鈴木進介代表取締役を外部講師として招き、全農福島やＪＡ役職員など４６人が出席。地区ごとに協議した課題点や解決策をそれぞれ発表し、改善できた点やさらなる問題点の洗い出しを行いました。

　その後、当ＪＡ経済部門では初の試みとなるロールプレイングを実施。大玉営農センター営農経済係の渡邊祐樹さんが、営農センターに来店したお客様への予約注文書回収を想定した演技を披露。渡邊さんは予約注文書のメリットを話した他、新しい除草剤の提案をするなど相手のニーズを捉えた対応をみせました。

　当ＪＡでは職員の資質向上により、「なくてはならいＪＡ」を目指し、地域農業振興の底上げに力を入れます。