当JA伊達地区女性部五十沢支部は14日、東日本大震災から10年、令和元年東日本台風19号から2年が過ぎ、万が一の災害に備え炊き出し方を学ぶ「防災セミナー」を開催しました。
セミナーでは、日本赤十字社福島県支部の野崎健司氏を招き、ハイゼックス袋やアイラップを使った非常食体験を行いました。
松茸のお吸い物を使った「松茸ごはん風炊き込みご飯」、さば味噌煮缶を使った「さば缶じゃがいもみそ煮」、デザートに「コーヒー寒天」の3品を作りました。
袋を使った調理は、最小限の水で、家庭の米を使って作る事ができ、袋を分けることによって赤ちゃんや高齢者用のごはんやおかゆ、おかずやデザートまで同時に作る事ができ、持ち運びがしやすく、衛生的、食器や箸を使わずに食べられるという利点があります。調理の際、袋が破れないよう工夫することや袋の空気を抜くコツを教わりました。
調理した非常食は各自持ち帰り試食を行いました。参加者は「美味しくできました。万が一の時は、試してみたい」と話しました。