当JA福島地区管内で6日からリンゴの中生種「シナノスイート」「陽光」の出荷が始まりました。春先の凍霜害の状況を考慮し、JAでは今年規格を見直し少しでも出荷ロスが少ないよう集荷を進めます。
リンゴは4月の降霜で中心果が焼ける被害に遭い、生産者らは側果を残す対応をしました。そのことにより平年よりサビ果が多く見られていますが、果肉や味に影響はありません。
令和3年度産のリンゴは着色が良く、熟度が進んでいて、平均糖度は15度以上と高糖度。JAでは採り遅れのないよう、適熟での収穫を呼び掛けています。
5日、収穫指導会をJA湯野共選場で開催。生産者50人が参加し、JAの担当者が販売状況や各品種の規格基準を説明しました。
同地区では今年度シナノスイート150㌧(15,000㌜/1㌜10㌔)、陽光80㌧(8,000㌜/1㌜10㌔)の出荷を計画します。