当ＪＡは管内の小学校で花育活動を展開しています。地域で栽培された花を使った「いけばな」で、命の大切さを学び花に触れることで心を癒し、農業の重要性やＪＡの存在意義などの理解醸成を図ります。

今年度は感染症対策のため、当ＪＡが運営するYouTube「みらいろチャンネル」でいけばなの実技を配信し、授業での活用を勧めています。動画は約１４分。「【花育】心を育てる花育動画」のタイトルで、講師が花の切り方や生け方などいけばなの心得を教えます。

　２７日、二本松市立原瀬小学校の５・６年生１３人が花育の授業を実施。ＪＡが配信する動画を視聴しながらいけばなを体験しました。児童らは、地元で生産された小菊や、トルコギキョウ、カーネーション、レザーファンを使い作品を仕上げました。

　毎年花育の授業を取り入れているという担当教諭は「自然や伝統文化に触れるのはとてもいいこと。動画の活用は、時間を選ばずできるのが良い」と話しました。