福島県農業振興課とトヨタ自動車株式会社アグリバイオ事業部は１７日、リアルタイム土壌センシングの測定作業実演会を南相馬市小高区のほ場で開きました。
土壌センシングは、土壌の状態を面として見える化することができる革新的な技術。また、２、３日で結果がわかり、現場への迅速なフィードバックが可能です。
東日本大震災による避難指示解除後の営農再開や基盤整備後のほ場では作物の生育にばらつきがあり、土壌センシングの活用で安定した生産と生産性向上が期待されます。
同日はＪＡの担当者や関係者など約３０人が参加。土壌成分をリアルタイムに予測する土壌センサを活用した土壌分析を実演しました。
そうま地区農業振興課の臺内真之介係長は「最新技術を活用することで、営農再開区域の更なる農業振興に期待したい」と話しました。
