相双農林事務所普及部は13日、当JA小高営農センター管内の飯崎生産組合の圃場でタマネギ直は栽培の実演会を開きました。
直は栽培は、従来ハウスで育苗しほ場へ移植する移植栽培と異なり、ほ場へ直接種を撒く栽培体系で、コストや労力の軽減、面積を拡大しやすいなどのメリットがあり、栽培面積の拡大が期待されます。
今後は相双農林事務所の栽培経過追跡による実証を経て、管内の生産農家が本格的に導入します。
実演会には生産者やJAの営農指導員、南相馬市役所の担当者など20人が参加。専用の機械で30aに播種作業を行いました。
JAの担当者は「実証が成功して、相馬地方のタマネギ生産拡大に繋がるよう期待したい」と話しました。