当JA福島地区の梨中生種の代表「豊水」の出荷が26日からスタートします。本年産は凍霜害があったものの糖度が高く、順調な出来。豊水の出荷は9月20日頃まで続く見込みです。
赤梨系の豊水は、早生種代表の「幸水」より少し大きめで、果皮は全体的に黄金色。果汁が多く甘みと酸味の強さが特徴です。
25日、管内4カ所で豊水収穫指導会を開催。庭坂共選場で開いた指導会には生産者ら約40人が参加。吾妻営農センター営農指導係の齋藤大史さんが、他県産の販売情勢や市況速報、現在の生育状況、病害虫防除の留意点などを説明。果樹研究所による果実肥大は、幸水は平年より大きく、豊水は平年よりやや大きい状況です。
その後生産者らは着色や形、熟度などの規格基準を確認し合いました。今後、幸水は9月1日まで出荷が続き、秀玉は1日から、二十世紀は3日からと中生種の出荷が続きます。