当JA管内の二本松市で19日、極早生品種「五百川」の稲刈りが始まりました。梅雨明け後の好天に恵まれ出穂は平年より良好。昨年より5日早く始まり、農家は念願の収穫を喜びながら作業に励みました。
同品種は2003年に「コシヒカリ」の突然変異種として県内で発見され、10年に品種登録された。「コシヒカリ」よりも1ヶ月以上収穫時期が早いのが特徴です。
二本松市の安斎孝行さん(67)は同日、たわわに実った黄金色に輝く「五百川」30㌃を刈り取り「7月の天候が良く、昨年より質の良い米が出来た。皆さんに早場米を食べて季節を感じてもらい、元気に過ごしてほしい」と笑顔で話しました。
収穫された「五百川」は今後、放射性物質のモニタリング検査と農産物検査を行い、8月下旬にもJA農産物直売所「こらんしょ市二本松店」で販売される予定です。