当JA福島地区の桃の晩生種の代表「川中島白桃」の出荷が7日から始まりました。今年は昨年に比べ収穫開始が1週間程度早い状況ですが、生育は順調です。
管内では主力品種「あかつき」が終盤。今週いっぱいで終了する見込みとなっています。現在、前年対比115%の37万6千ケース(1ケース5㌔)を出荷しました。
6日、管内8カ所で晩生種「川中島白桃」「紅錦香」「黄金桃」の収穫指導会を開催。湯野共選場で開いた指導会には生産者約100人が集まりました。同地区もも専門部会の菱沼喜雄部会長は「いよいよ後半戦。暑い日が続くので体調管理に気を付けながら夏を乗り切り、おいしい桃を届けよう」と呼び掛けました。
JA担当者から販売情勢や栽培管理情報、規格基準について説明。担当者は病害虫防除に関して「今年はせん孔細菌病が非常に少なく推移しているが、中晩生種で徐々に見受けられる。引き続き注意し、耕種的防除を徹底しよう」と呼び掛けました。閉会後、サンプル品を用い、色や形など規格を確認しました。