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梨「幸水」収穫前最後の管理 凍霜害受け栽培者ら奮起

2021.07.21

 当JA福島地区管内の主力品目梨の生産者らは、4月の凍霜害後、収穫に向け栽培に奮闘しています。同地区では今年度、数量1,695㌧、金額5億3,500万円を計画。凍霜害により、当初2,750㌧の計画からすると6割程度となっています。

 20日、福島市野田の梨園地で凍霜害後の栽培管理指導会を開き、栽培者24人が参加。同地区なし専門部会の引地一裕部会長は「いよいよ幸水が収穫に近づいてきた。お盆前には収穫になる見込み。収穫に間に合うよう最後まで管理を徹底しよう」と呼び掛けました。

 吾妻営農センター営農指導係の矢中竜平さんが気象概況や生育状況、着果管理の方法などを説明。矢中さんは「被害状況を確認しながら、着果量に応じて摘果をすすめよう」と話しました。管内の主力品種幸水、豊水ともに平年より大きい果実肥大となっています。

 今後、幸水は8月10日頃から収穫開始を予定。最盛期は20日頃迎える見込みで、平年より9日早い予測です。

 

 

 

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