当JA管内で桃「あかつき」の出荷が17日から始まります。当JAの主力品目である桃の令和2年度の実績は8,245㌧、3年度は凍霜害による減収を見込み約7,550㌧の出荷を計画します。
あかつきは福島桃の代表品種。福島県福島市に古くから伝わる伝統の祭り「あかつき祭り」にちなんで付けられました。果実は肉質が緻密で溶質だがしっかりと硬く、糖度が非常に高く、桃の中でトップクラスの品質を誇ります。
16日、福島地区管内11カ所で収穫指導会を開催。福島市の湯野共選場で開いた指導会には60人の生産者が出席し、大きさや着色などの規格を確認し、品質の良い桃を消費者に届けるため励みます。
同地区もも専門部会の菱沼喜雄部会長は「いよいよあかつきが始まる。例年より早い出番だが、日にちの感覚ではなく園地を見ながら、とり負けしないように適宜収穫しよう」と呼び掛けました。
飯坂営農センター阿部俊美営農指導係長が販売情勢や生育状況、栽培管理などについて説明。あかつきは今後、24日頃からピークを迎える見込みです。