当JAは5日から、組合長や専務、常務、常任幹事など常勤役員による、生産者との意見交換訪問を始めました。認定農業者などの中核的担い手に対してJAの取り組み状況を理解してもらい、JAに対する意見・要望を吸い上げて自己改革の実践に活かします。
同取組は17年度から開始。20年度までに1,075人の生産農家との対話を行ってきました。21年度は認定農業者や農業法人、部会役員など約180人への訪問を計画しています。
9日には、吾妻営農センターで宝槻直志専務と同センター長沢憲一センター長、同センターの営農指導係の緑川幹隆さんが福島市のキュウリ栽培農家 佐々木美花さんと意見交換を行いました。
佐々木さんは今年からキュウリ栽培を始めた新規就農者。宝槻専務は佐々木さんから栽培に関する苦労や悩みなどについて話を聞き、JAの部会活動への参加や助成事業の活用をすすめました。佐々木さんは「指導員がいろいろな相談にのってくれるので助かっている。今後他の品目にも挑戦してみたい」と話しました。