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「農の達人」モモ「あかつき」栽培講座

2021.07.05

 当JA福島地区は2日、「農の達人」によるモモの栽培講座を開きました。管内では代表品種「あかつき」が20日頃から収穫を迎える見込みで、生産者らは修正摘果により収穫前最後の仕上げをします。

 講座には生産者約50人が参加。同地区モモ専門部会の菱沼喜雄部会長は「6月下旬からモモの出荷が始まり、いよいよモモの季節本番に入ってきた。達人の講座を参考に今後の作業に役立てほしい」とあいさつしました。

 農の達人は、豊富な知識や技術を持つ中核農家。当JAが作物別営農技術員として委嘱するもので、生産者への実践的な指導やJA営農指導員の補助指導を担い、営農指導体制の強化を図っています。

 今回同講座を担当したのは、農の達人の樅山和一郎さん。樅山さんは修正摘果を実演しながらポイントを説明。「今年も核割れが見られるため修正摘果は2回。2回目は収穫10日~7日前頃が目安。最終的に高品質の果実が残るよう樹勢に応じた着果管理を実施しよう」と話しました。生産者らは熱心に説明に耳を傾け、良質なモモの収穫に向け技術習得に励みました。

 

 

 

 

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