当JAが力を入れて取り組む「花育」の令和3年度第1回目の教室を開きました。学校教育支援事業の一貫で、今年度11年目を迎えます。年々学校数を増やし3年度はJA管内87の小学校3,436人を対象に実施。なお伊達地区では、管内の全18の小学校が実施予定となっています。
同教室はいけばなの歴史や季節の行事を学ぶことで日本の伝統文化への理解を深めます。また、地場産の花材を使用しいけばなを体験することで、花の地産地消のPRや命を大切にする心を育みます。
16日、伊達市立伊達小学校で開いた花育には5年生88人が参加。㈱福島花きの阿部ひろみ取締役がいけばなの始まりや季節の行事「七夕」に関する講義を行い、JAの担当者がJAのお仕事や、花育で使用する管内産花材や生産者の紹介をしました。
その後、池坊の講師が花の切り方や生け方、扱い方などを実演した後、児童らは実際にいけばな体験を行いました。今回使用した花材は、管内産のリンドウや国産のトルコギキョウ、ソリダコ、レザーファン。児童らは用意された花材で思い思いの作品を仕上げました。
参加した児童は「あるお花でどんなものを作るか考えるのが楽しかった」と話しました。