JA全農が検討を進める「JA-PIG」の活用体験を、当JA管内の組合員を対象に行いました。JA-PIG(Pick Item and Go)は農業用資材の新しい受渡方法。アプリで発注した農業用資材を購入者指定の最寄無人拠点で引き取る購買形式。実証実験を行うのは全国で2例目です。
同システムはJA全農が検討を進めるもので、昨年1年間かけて構想を練り、今年度実証に踏み切りました。JA全農は「ターゲットは若い世代。JAを身近に感じてもらう仕組みづくりをしたい」と話します。
購入方法は、スマートフォンアプリで肥料や農薬を注文。無人拠点のロッカーに納品され、QRコード照合により引き取りが可能となります。
体験した組合員の一人、二階堂述夫さんは「普段は店頭に足を運ばなければ購入できない。時間や在庫が気になるところだが、このシステムだとその悩みが解消される。とても便利だと感じた」と話しました。
JA全農は今回の実証実験で見えた課題を基に改良を進め、本格稼働に向け取り組みを進める。