当JAそうま地区地域支援課は14日、伝統料理教室を南相馬市鹿島区の万葉ふれあいセンターで開きました。
JA女性部では食を通じて管内各地の歴史や文化を次世代へつなぐ取り組みとして、部員らが監修した郷土料理レシピ集を3月に発刊。同教室ではレシピ集を参考にしたオリジナル料理の作り方などを紹介しています。
同日開催した教室は女性部そうま地区の大塚悦子さんが講師を務め、管内で収穫された農産物を使った「スタミナ満点焼肉のタレ」を紹介。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、持ち帰って家庭で楽しむ事ができるレシピで、参加者らは料理を通して親交を深めました。
大塚さんは「地元の農家さんが作った新鮮な野菜を使い、自分で作る事で安全安心な料理を家庭で楽しんでほしい」と話します。
初めて参加した渡部三知代さんは「これからどんな料理を作っていくか楽しみ。家庭菜園で育てた野菜を活用した料理も自分で考案していきたい」と参加を喜びました。
同地区では年間9回の教室を開催する予定です。