当ＪＡ福島地区は１１日、リンゴの仕上げ摘果指導会を管内３か所で開きました。果形が悪い物や障害果などを適正に摘果することで、養分の浪費を防ぎ果実の肥大促進を図ります。

　福島市のリンゴ園地で開いた指導会には栽培者１５人が参加。福島県県北農林事務所の滝田雄基普及指導員が気象経過や生育状況病害防除について説明。滝田普及員は「生育は前進傾向にあるため、各園地果形や果実肥大状況をよく観察しながら前倒しで着果管理を進めよう」と話しました。

　その後、ＪＡ園芸課の佐藤宏一営農指導員トレーナーがポイントを説明しながら摘果を実演。佐藤トレーナーは「なんでもかんでも残すのではなく良い物だけを残し、悪い物は摘果する。いいリンゴを作ろう」と栽培者らに呼び掛けました。