当JA管内に2月完成した、県内初の花卉共選施設が小菊出荷時期の6月中旬に合わせ稼働します。
稼働を前に管内3地区の施設利用者向けに5月27日から6月3日にかけて、小菊機械共選施設利用説明会を開催しました。
同施設では2021年度小菊出荷計画1400万本のうち200万本を受託選別、23年度には400万本を目標として、花卉全体の販売高10億円を計画しています。
花卉出荷協議会の渡辺国稔会長が「施設の活用で作業の省力化を図り、栽培面積の拡大など花卉生産振興に努めていく」とあいさつしました。
南相馬市鹿島区で花卉20aを栽培する河原田昌浩さんは「選別作業の省力化で栽培に専念できる。施設の稼働により、生産面積の拡大や新規就農者が増える事を期待したい」と話しました。