当JAそうま地区原町営農センターは25日、南相馬市立太田小学校で営農指導員による食農教育出前授業を行いました。
同地区では地域貢献活動の一環として、地域の食文化や農業に対する関心を高めてもらう事を目的に、管内の小学校などと連携し、10年以上にわたって食農教育活動を継続しています。
野菜苗や資材を提供し、営農指導員や地域支援担当職員が、管内約35校に出向き授業を行います。
同日は2年生から6年生までの児童と教諭41人が学年ごとに、きゅうりやピーマン、さつまいもなどの野菜苗を定植しました。児童らが収穫まで、水やりなどの管理をしながら生育状況を観察します。
同校を担当した原町営農センターの高田優作営農指導員は「栽培の過程を経験することで、農業の楽しさや苦労を学び、食への関心を高めて、子供たちがより良い食生活を送れるよう努めていく」と話しました