当JA管内で4月10日から11日にかけて受けた降霜の被害が日を追うごとに明らかになっています。現在管内では被害状況を調査中で、想定被害金額はモモ7億1千万円超、柿3億2千万円超、リンゴ3千万円超。オウトウ、ナシについても調査を進めている。11日現在、同JA管内の総被害面積約850㌶、総被害金額約15億円の試算で、産地の存続が危機的状況です。
12日、全国有数のあんぽ柿産地であり、「献上桃の郷」としても知られる当JA伊達地区管内で、JA理事らが凍霜害の現地調査を行いました。特に被害の大きかった桑折町のモモ畑や梁川町の柿畑など6園地を視察。
モモについては子房の枯死、柿については芽の枯死が確認されていて、今後調査を進めるとさらに被害が拡大する恐れがあり、収穫の大幅な減少が見込まれます。
JAでは、産地の維持形成、農業者の生産意欲の衰退を防ぐため、行政や関係機関と連携し早急な対策を講じます。