当JA伊達地区本部は11日、きゅうり販売対策会議を開きました。テレビ会議システムにより、生産者、消費地、市場など6会場をつなぎリモートで開催。「日本一の夏秋きゅうり産地」継続に向けて、生産者や市場が情報交換をしました。同地区では令和2年度の販売金額26億5千万円超を達成し、過去最高を記録しています。
同会議は、同地区きゅうり生産部会役員や取引市場、JA全農、同JA役職員など約30人が出席。コロナ禍で制限がある中、市場と生産者の意見交換の場としてリモートにより開催しました。
数又清市組合長は「長期的な販売対策の強化や市場へのリアルタイムでの情報発信により、日本一の夏秋きゅうり産地を目指して着実に邁進していく」とあいさつ。議事では、2年度の販売実績や3年度の販売方策などを協議。作型間の価格差是正・GAP品の取り組みなど販売強化に注力する方針です。
その他、市場と意見交換をし、市場からは「長期出荷をお願いしたい」「新規栽培者の増加が見られ、伸びのある産地として期待する」などの意見がありました。
同地区では7月下旬からきゅうりの最盛期を迎え、11月まで出荷が続く見込みです。