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モモ栽培現地検討会開催

2021.04.23

 当JA福島地区もも専門部会は23日、予備摘果の現地検討会を開催しました。予備摘果は通常、満開後15~20日を目安に開始しますが、今年は4月10、11日の低温による影響が懸念されるため、予備摘果をなるべく遅らせ、結実や生理落果の状況を確認してから作業を行うよう栽培者に呼び掛けています。

 福島市のモモ園地で開いた検討会には、同部会各支部代表者やJA職員など約40人が参加。菱沼喜雄同部会長は「指導会に参加できない近隣の方々とも情報を共有し、地域で協力して良いモモ作りに取り組んでいこう」とあいさつしました。

 県北農林事務所農業振興普及部の星博綱普及員が資料をもとに、気象概況や生育経過、せん孔細菌病対策について説明。県の果樹研究所によると、モモの満開は代表品種「あかつき」で4月4日となり、平年より15日早くかなり生育が進んでいる状況です。

 その後JA同地区営農経済課の渡辺英敏係長が実演しながら予備摘果を指導。渡辺係長は「修正摘果の段階で良い果実を残せるような着果管理をしよう」と話しました。

 順調に生育がすすむとあかつきの収穫は7月中旬頃となる見込です。

 

  

 

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