今月10日11日に県北地方で起きた低温と遅霜の影響で、梨の子房が枯れるなどの被害を受けたJAふくしま未来二本松営農センター管内の園地を二本松市の三保恵一市長が視察しました。
被害状況や被害額の確定などを目的におこなわれた視察には、JAの営農指導員や市の職員、安達農業普及所の担当者らが同行。被害が大きかった同市永田地区や原セ地区の15園地を巡回しました。
同センター管内で梨35a、ぶどう25aを栽培する高宮文幸さん(69)は「対策をしていても相手は自然。被害を最小限に抑えるため、残った果実を大切に育てていきたい」と話します。
同市では梨、約7.8haでの被害を把握しているが、柿やリンゴについては現在被害状況の調査を進めています。
三保市長は「大きな被害を受けた市特産の果物を守るため、各機関協力のもと対策を講じていきたい」と話しました。