当JAは15日、令和3年度モモせん孔細菌病対策プロジェクト会議を福島市の北信支店で開きました。
同プロジェクトは昨年度、管内で多発し、出荷量が大幅に減少するなど甚大な被害が出たせん孔細菌病対策のため2年9月に設立。福島県果樹研究所や県北農林事務所などとJA、生産部会が連携し栽培管理指導会を通じ生産者へ防除や剪除などの対策を進めます。
同日行われた会議には、JAもも部会連絡協議会の会員やJAの役職員、福島県農業総合センターの担当者ら25人が出席。
もも部会連絡協議会の菱沼喜雄会長が「各農家がやれる限りの作業をおこない、被害軽減や撲滅に力を入れていこう」とあいさつ。担当者から生育状況やせん孔細菌病春型枝病斑の発生状況などの説明がありました。
JAの濱田賢次専務は「桃の産地として、昨年の被害を繰り返さないよう、知恵を出し合って対策を講じて欲しい」と呼び掛けました。