当ＪＡ伊達地区本部は、このほど農業資材商品のカタログを作成しました。商品情報を提供する役割を担い、生産者の農業経営に役立てて頂きます。

　同地区本部では、毎年農業資材商品説明会を開催し、６０社以上の農業資材メーカーが一堂に介して、新商品の情報提供を行っていました。また、同説明会では、約１０００人の管内生産者を招待し、意見・要望を頂く場ともなっていました。今年度記念すべき２０回目の開催を予定していましたが、感染症対策のため、今年度はカタログ作成に乗り出しました。

　カタログは全１８７ページ、カラー刷り。５７社の資材メーカーの協力を得て、計８９枚のチラシを掲載しました。同地区資材部門担当者らが、２月中旬頃から順次、約９５０人の農家組合員に配布。

　２２日、営農指導員や資材部門担当者ら約４０人は商品カタログの勉強会を実施。掲載商品について、ＪＡ全農や資材メーカーから説明を受け、組合員の説明に役立てます。

　同地区営農経済課の高橋秀武課長は「職員が農家の皆様を訪問し、商品情報の提供や意見交換を行うことで、伊達地区の更なる農業振興を支援したい」と話しました。