当JA伊達地区きゅうり生産部会は、令和2年度の販売金額が過去最高の26億5000万円となりました。施設作型の増加による長期安定出荷が奏功しました。
2年度実績は販売数量6,388㌧(前年比106%)、販売金額26億5048万円(前年比125%)、販売単価415円(前年比118%)となりました。
今年度は7月の長雨の影響で、全国的に生産量が少なく、さらにコロナ禍につき家庭内食が増えたことにより直売所や量販店での需要が増加したことが要因と考えます。
また、生産者やJA、関係機関が一体となった施設栽培の支援や機械共選施設の導入、生産者の徹底した栽培管理が市場関係者などの信頼につながり後押しとなりました。
2日、桑折町の桑折総合支店でJA伊達地区きゅうり生産部会通常総会を開きました。部会員やJA役職員ら44人が出席。産地ブランドの確立や栽培面積の拡大、栽培技術の向上に努めることを確認しました。
同部会の佐藤清和部会長は「今年は日本農業賞集団組織の部で優秀賞を受賞できた。来年も良い年となるように頑張りたい」とあいさつ。JAの数又清市組合長は「日本一の夏秋産地となった。ピンチをチャンスに捉えJAとしてできることをやっていく」と話しました。