全国有数の花卉産地である当JA管内に県内初となる花卉共選施設が誕生しました。6月の小菊出荷時期より稼働開始する予定です。同施設では2021年度小菊出荷計画1400万本のうち200万本を受託選別、23年度には400万本を目標とし、花卉全体の販売高10億円を計画します。当JAは18年4月に花卉出荷協議会を設立、20年管内全4地区共同出荷を開始しています。
施設の稼働により協同出荷体制の整備、高齢化する栽培者の労力軽減による花卉栽培の継続、費用負担削減により新規栽培者が参入しやすい環境整備を図り、産地拡大に取り組みます。
施設には結束重量選別機4台を導入。これまで栽培者が行っていた選別や箱詰め作業を受託し、栽培者の労力軽減を実現します。
2月1日引渡式を行い、JA役職員らは請負業者から設備の説明を受けました。数又清市組合長は「共選により付加価値を付け、さらに生産・販売を拡大していく」と話しました。