当JA福島地区本部は29日、営農指導員向けの梨剪定勉強会を開きました。果樹栽培の基本である剪定を学び、農家指導へ活かします。
同地区農業振興課の加藤忠雄職員が講師を務め、「剪定を科学する」と題して指導。剪定の目的から心構え、手順、ポイントなど基礎となる事柄から技術的な事柄まで丁寧に説明しました。
加藤職員は指導員に対し「樹にはそれぞれ個性があり、それぞれ剪定法が異なる。千差万別の園地に対応することが営農指導員の宿命」と呼び掛けました。
指導員らは、積極的に質問しながら、梨剪定に対する理解を深めました。加藤職員は「日々の経験や感想を記録し、頼りがいのある指導員に育ってほしい」と話していました。