当JAは12日、包括連携協定を結ぶ福島大学食農学類の学生の視察を受け入れました。地域におけるJAの役割やISO・GAPなどの取り組みについて紹介しました。
同大学の実践型教育プログラムの一環で、教員6人と2年生15人がリモートで参加しました。JA管内であり、福島県内1位の農業生産額を誇る、伊達市の産地形成力を学び産地の維持・発展に取り組む考えです。
第1部では、JAの担当者が市内におけるJAの取り組みを説明。役割や生産者との関わり、生産部会などを紹介しました。
第2部では、3グループに分かれ市内の基幹品目でもあるモモ、キュウリ、イチゴの生産部会役員が講師を務めました。学生からは、経営の課題や日本一になるための取り組みなどの質問が上がりました。
講師を務めた伊達地区きゅうり生産部会の佐藤清和部会長は「農業に対し熱意を感じた。担い手や病気の特効薬の開発する人材になってほしい」と期待します。
参加した学生は「これからの活動に活かしていきたい」と意気込みます。
同プログラムは、県内7市町村で実施。学生と教員や分野を超えて連携し、産地の発展につなげます。