当ＪＡは７日、桑折町の桑折果樹研究会のほ場でモモ剪定ロープレを行いました。昨年から営農指導員のロールプレイングを取り入れ、営農指導員らの技術向上に力を入れています。

　営農指導員の資質向上対策の一環として、ＪＡの主力品目である「モモ」の重点作業である剪定で、生産者に求められる「栽培技術を有した指導員」の育成を目指します。

　ロープレには、指導員やＪＡ職員、県北農林事務所の職員ら２５人が出席。営農指導員歴１０年の菅野亮一指導員（桑折営農センター）と同６年の佐藤勇輝指導員（梁川営農センター）の２人が行いました。主力品種「あかつき」の大玉・高糖度生産に向けた剪定を指導。ポイントなどを説明しながら実践した。県北農林事務所の職員や指導員らが生産者役となりました。

　菅野指導員は「多くの人に見てもらいながら実践することは良い機会だった。今後も続けて若手の育成にもつなげたい」と意気込みます。

　安斉弘幸部長は「組合員の期待に応えられるように今後の指導、業務に活かしてほしい」と話します。

　剪定作業はＪＡのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「みらいろチャンネル」でも配信します。若手指導員や生産者の技術向上につなげ、生産者の所得増大を目指します。