当ＪＡ安達地区小菊部会は、小菊栽培のＤＶＤ作成を始めました。１年間の栽培管理をまとめ、栽培技術の向上や新規栽培者の増加につなげ、販売金額１億円を目指します。ＤＶＤは来秋完成する予定です。

　生産者から「言葉だけでは理解しにくい」、「作業内容はわかるがやり方が分からない」などの声があり、制作に取り組みました。

　今年の３月から来年の９月まで撮影。高品質な小菊出荷を目指し、親株の伏せ込みや定植、収穫、出荷調整など一連の作業を大槻重征部会長が実演で分かりやすく説明します。

　２２日は、二本松市で花卉３０ａを栽培する大槻部会長のほ場で、刈り戻しを撮影しました。

　ＪＡの担当者は「言葉よりも目で見て理解してもらい高品質出荷を目指したい」と話し、大槻部会長は「生産者の所得アップにつながるようにしたい」と意気込みます。動画は、生産者が集まる説明会などで活用する予定です。

　小菊はＪＡの基幹品目の一つで、栽培に力を入れています。同部会員数は２４人。毎年、新規栽培者は増えています。