当JA福島地区なし専門部会は、高品質果実生産徹底のため部会員に向け梨剪定指導会を開催。剪定は樹高を抑えたり、古い枝を新しい枝に更新したりすることにより、次年度の花芽をつきやすくし収量を上げる効果があり、ナシの樹勢維持や健全化を図ることができます。
同指導会は12月中旬から下旬にかけて管内8カ所で開催。代表品種の幸水や豊水、あきづき、その他ナシの育成期間を短縮する技術「ジョイント仕立て」における剪定法を指導しました。
21日には福島市のなし園で指導会を開催。生産者約20人が参加し、剪定のポイントや注意点を確認しました。県北農林事務所農業振興普及部の小野勇治普及員が、管内園地の花芽の状況や整枝剪定の基本、病害対策について資料を使って説明。その後、JA吾妻営農センターの齋藤大史営農指導係が実演しながら剪定を指導しました。齋藤指導係は「切り残しがあると病気や枯れる可能性が高くなる。切り口はきれいにしよう」とポイントを話しました。