当JAの特産品「伊達のあんぽ柿」を積んだ、日本郵便の「ふるさと小包」第1便が21日、全国の消費者に向けて発送されました。冬の味覚あんぽ柿を、郵便局の約2万4000のネットワークを活用して全国各地に届けます。初日は60ケース(1ケース800g)を発送しました。
東京電力福島第一原子力発電所事故による出荷停止から8年目を迎え、ふるさと小包の取り扱いは、2014年度から始まっています。21日までに、2500ケースの注文があり、申し込みは21年1月29日まで受け付けています。
今年は原料柿の生育が良く、収量は昨年を大きく上回り、あんぽ柿の出荷量も増量を見込みます。JAは原発事故前3カ年平均のほぼ同数量となる、前年比154%の1169tの出荷を計画しています。
JAのあんぽ柿加工選別包装施設「あんぽ工房 みらい」で行われた出発式には、伊達市の須田博行市長やJAの深谷元雄伊達地区役員代表らが出席。深谷代表は「例年以上の出荷を見込んでいる。日本一の産地を目指したい」とあいさつしました。
出席者らにより出発を祝したテープカットが行われ、その後、郵便局員らが積み込み作業を行い、ゆうパック第1便を見送りました。