当JAそうま地区飯舘総合支店は1日、同支店敷地内にコイン精米機を設置し稼働式を開きました。
飯舘村内にコイン精米機が設置されたのは東日本大震災原子力発電所事故による避難指示が解除された平成29年3月以降初めてです。
組合員や地域住民からの要望が多く、子会社の(株)JAふくしま未来サービスと連携して設置となりました。
同支店管内では震災後10の節目となる来年度にライスセンターや営農センターの本格的な稼働を予定、村内の営農再開や農業振興の加速が期待されています。
稼働を心待ちにしていたと話す米栽培農家の高橋松一さん(68)は「以前は隣町まで精米に出かけていた。村内で精米できるのは嬉しい」と喜びました。
精米機は日曜日を除く、午前8時から午後5時まで利用できます。