当JAは30日、包括連携協定を結ぶ東京農業大学のフィールド研修を受け入れました。農家宅と学生宅をオンラインでつなぎ、リモートで農作業や経営など農業について理解を深めました。
同研修は、農家宅に住み込んで農作業を体験し、農家の生業や農村地域の現状について理解を深めるのが目的。今回は、新型コロナウイルスの影響で初めてリモートで実施。食料環境経済学科の大浦裕二教授のゼミ生18人が、自宅から参加しました。
研修先となったのは、伊達市霊山町であんぽ柿を生産する佐藤孝一さん。前日に撮影した、皮むきや連通しなどの加工作業や干場の風景などを配信しました。学生からは「コロナ禍の影響」や「原発事故前後での違い」などの質問が上がりました。
佐藤さんは「後継者不足なので一人でも農業に関心をもって、やってくれたらうれしい」と話します。