当JA福島地区ぶどう専門部会は25日、本店で「令和2年度ぶどう栽培・販売反省会」を開きました。今年度産は、6、7月の長雨や梅雨明け後の高温で数量が伸び悩んだが、過去にないほどの高単価での販売が続き、平均単価973円の前年度対比124%での販売となったことを報告しました。
コロナ禍により、市場をむかえての情報交換・意見交換はできず、同部会各支部役員やJA職員らのみの出席。2年度の栽培反省や販売実績報告、市場販売経過、次年度対策などを協議しました。
伊藤隆志同部会長は「ぶどうはまだまだ伸びしろがある。意見を出してさらに盛り上げていこう」と呼び掛けました。
同地区の2年度産ぶどうの共選品販売実績数量約136㌧、販売金額約1億3200万円でした。栽培面については、主力品種「巨峰」の収穫始めは平年より10日早く、着色は昨年に比べかなり良好で、裂果も少なく上出来でした。
反省会の中では、各支部役員から意見・要望が出され、今後のぶどう栽培・販売に生かしていきます。