当ＪＡ福島地区は２６日、「おいしいお米コンクール」の食味審査会を開き、ひとめぼれの部で川俣町の菅野正彦さん、コシヒカリの部で松川アグリ農産を最優秀賞に決めました。

　同コンクールは、高品質・良食味米の生産技術の向上やブランド確立が目的で、今年で４回目を迎えます。令和２年度はコシヒカリ５７点、ひとめぼれ３点の合計６０点が出品されました。

　１次審査は分析器により水分量やアミノ酸濃度を計測し、コシヒカリは上位１０点、ひとめぼれは３点が２次審査に進みました。２次審査では味度値を計測し、それぞれ３点が食味審査に進みました。

　最終審査となる食味審査では、県北農林事務所の岡部陽子農業振興課普及部長や髙橋史主査、当ＪＡの永澤信弘同地区役員代表ら５人が審査を行いました。香りや見た目、味、粘り気などで評価し、それぞれ最優秀賞を決めました。

　永澤代表は「このコンクールでおいしいお米の状況を知っていただく一助としたい。コロナで厳しい状況にあるが、ＪＡとしてしっかり販売していくことを心に刻み取り組んでいきたい」と話した。