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防犯訓練で意識高める

2020.11.12

 当JAは11日、保原総合支店で金融機関を狙った強盗事件の防犯模擬訓練を行いました。緊急時の対応を確認するとともに、防犯意識向上を図りました。

 訓練は伊達警察署生活安全課や公益財団法人日本防災通信協会福島県支部の指導の下、同署の警察官が強盗犯に扮し、同店で現金を要求するという設定で行いました。

 ガソリンが入ったペットボトルとライターを手にした犯人1人が入店し、窓口の女性職員に「金を出せ」と書いた紙を手渡しました。警察官の迫真の演技に店内は緊迫し、職員らは緊張しながらも非常通報装置のボタンを押すなど、非常時に決められている行動をとりました。

 防犯管理者である支店長と金融課長が犯人の対応をし、現金を小出しにして時間をかせぐなどしました。犯人の逃走後には、逃走車へ防犯用カラーボールを投げたり、警察の事情聴取への対応など冷静な行動をとっていました。

 参加した支店職員らは真剣に訓練を行い、事件発生時など非常時の正確な行動について改めて確認しました。当JAでは今後も定期的に訓練を行い、日頃から防犯意識を高めます。

  

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